「保育園を休みすぎると退園になるのでは…?」
子どもの風邪やケガなどで登園できない日が続いてしまうと、不安になっちゃいますよね。
でも、月の半分を休んだ程度では退園にならないので、安心して。
ズバリ「2か月連続で登園0」だと退園になっちゃいます。
(※日数は自治体によって異なります。)
そのため、保育園を休みすぎたときについて、親が知っておくべき3つのことをまとめました。
- 「2か月連続で登園0」は退園
- 「保育の一時停止」は場合によって可
- 悪質と判断されると、即退園
退園になってしまうケースや、申請ができるパターン。
さらに、保育料が戻ってくる条件などもお話しています。
保育園のルール、おさえておきましょう!
「即退園」は絶対に避けたいよね…!
保育園は何日休んだら退園になる?
まずは、保育園は何日休んだら退園になるのか、お話しますね。
ズバリ「2か月連続で休む」と退園になります。
(※ただし、自治体によって異なります。ご自身でたしかめてくださいね。)
そこまで、長く休むことはほぼ無いと思いますが、以下2つについては注意が必要です。
- 里帰り出産
- 子どもの長期入院
それぞれ気を付けたいポイントをお話しますね。
里帰り出産
上の子が保育園に在園中、里帰り出産する場合は、しっかりとスケジュールを確認しなければいけません。
- 産休・育休に入るタイミング
- 産院を転院する都合
それに加えて「保育園」の登園についても調整しなければいけないため、結構大変ですよね。
「2か月」は、あっという間。
里帰り出産を選んだ場合。
遅くても、臨月に入ったらすぐに帰省。
産後は、1か月経たないうちに戻ってこなくてはいけません。
ただ、産後は1か月健診を受けなければいけないため、タイミングとしてはかなり微妙…ですよね。
出産が予定日よりも遅くなればなるほど、実家に滞在できる期間も少なくなってしまいます。
場合によっては、「上の子だけパパと一緒に先に帰る」なんてことも考えなくてはいけませんね。
実際、わたしのまわりで、上の子が在園中に里帰り出産をしたママがいました。
産後、間もない状況でも、保育園のために戻って来なければいけないため大変そうでした。
ちなみに、わたし自身は里帰り出産を選びませんでした。
保育園と転院のことを考えると、難しかったため、実母に手伝いに来てもらいました。
産後の生活については、早めに夫婦で話し合っておく必要があります。
子どもの長期入院
子ども自身のケガや病気のため、長期入院になってしまう場合がありますね。
わたしが住んでいる自治体では、入院で1か月以上保育園を休むことが明らかな場合。
「保育の一時停止」ができます。
医師の診断書などが必要です。
さらに、この期間は保育料が免除されます。
ただし、保育の一時停止も2か月が限度。
療養期間が長引く場合は、保育園を退園しなければいけません。
保育園 月の半分休みでも退園にはならない、けど…
ここまで、「保育園は2か月連続で休むと退園になる」というお話をしました。
そのため、月の半分を休んだ程度では退園にはなりません。
インフルエンザなどの感染症にかかってしまうと、1~2週間はお休みしなければいけませんからね。
ですが、保育園を休みすぎてしまうと、デメリットもあります。
特に幼児クラスは注意が必要です。
- 制作や行事に影響がでる
- 身体測定や健診を受け損ねてしまう
- 年長は、就学を意識した生活を
保育園では「主活動」という時間があります。
ほとんどの保育園では、午前中がメインの活動をする時間。
幼児クラスになると、季節の制作があります。
うちの子が通っていた園では、体操・英語・クッキングなどがありました。
お休みしてしまうと、もったいないですね。
他にも、夏祭りやハロウィン、クリスマスやお正月など。
季節にちなんだイベントもありますね。
参加できないと写真に残らないため、さみしい気持ちになっちゃいます。
そして、意外と重要なのが健康に関わる検診。
身体測定はもちろんのこと、耳鼻科・歯科などの検診がありますね。
受け損なうと、親が病院へ連れて行かなくてはいけません。
特に、プール前は耳鼻科検診をパスしていないと入れなかったりするので、要注意です。
乳児のうちは、家庭保育が重要視されます。
ですが、幼児になると平日の登園を推奨される園が多い印象です。
特に、年長クラスは小学校生活を見据えた活動をしていきます。
朝、なるべく学校と同じ時間に登園したり、お昼寝がなくなったり。
ひらがなの練習もありますね。
ただし、子どもが体調不良のときに預けるのは悪質!
ここまで、「保育園を休みすぎるともったいないよ」というお話をしました。
でも、だからといって「子どもが体調不良のときに預ける」のは、絶対にダメですよね!
特に、病み上がりの登園も注意が必要です。
できれば、熱が下がった翌日は、ゆっくり休ませてあげて。
大人だって、熱が下がった翌日はダルイですよね。
また、免疫も低下しています。
ムリに登園した結果、別の風邪菌をもらってきた…なんてことにも、なりかねません。
「解熱剤を飲ませて預ける」のもダメです。
また、保育中に熱を出してしまい呼び出し…なんてことも、ありますね。
- 電話がつながらない
- すぐにお迎えに来ない
- 熱があっても、預ける
上記のようなことが何度も続くと「悪質」と判断されてしまいます。
そして最悪、「即退園」を言い渡されてしまいます。
最低限のルールは守らなければいけませんね。
保育園 休みすぎると保育料はどうなる?
保育園を休みすぎた場合、保育料がもったいないと感じますよね。
返金してもらうこと、できるのでしょうか?
- 「保育の一時停止」を申請している
- 自治体や園の都合で休園になった
上記の場合は、保育料が引き落としされない、または返金となります。
大規模な自然災害やコロナなどで休園となった場合も、返金があります。
ですが、それ以外は保育料は返ってきません。
里帰り出産や子どもの熱やケガなども、除外です。
気になる場合は、役所の保育サービス課へ問い合わせしてみてくださいね。
まとめ
「保育園を休みすぎてしまうと、退園になるのでは…?」と、不安になりますね。
特に、乳児のうちは風邪のオンパレード。
月の半分ぐらいしか登園できないことも、珍しくありません。
ですが、ほとんどの自治体では「2か月連続、登園日数0」だと退園になってしまいます。
逆に言ってしまうと、2か月の間、1日でも登園した月があればOKです。
場合によっては、保育の一時停止を申請した方がいいパターンもあります。
ご家庭によって、そのときの状況や事情はさまざま。
「よくわからない…」という場合は、園長や役所へ問い合わせてくださいね。
まずは、しっかりと確認することが大切です。
以上、「保育園を休みすぎると退園になる?」に関するお話でした。
保育園を休みすぎてしまうと、仕事も休まなければいけませんね。
ですが、休みすぎると職場に迷惑をかけちゃいます。
さらに、休みが続くと退職を促されてしまうケースも…。
困ってしまいますね。
そこで、なるべく休まないようにする方法と、休んだときの仕事の対処法をまとめました。
また、「子どもが熱が続いてかわいそう」と思うママへ。
自宅で働く方法についても、ご紹介しています。
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