なぜか、専業主婦が子どもを保育園に預けていると「ずるい」と言われてしまうことがあるんですよね。
なぜでしょうか?
- 専業主婦なら子どもを家で見るのが当たり前?
- 毎日ヘトヘトのワーママより、ラクしてる?
- 幼稚園ママで働いている人もいるのに…?
人は、どうしても自分よりも恵まれた環境にいる人のことを「いいな」と思っちゃいますね。
「いいな」とうらやましく思う気持ちが、「ズルいのでは?」という妬みを生み出しているんです。
だけどね。
一概には「ズルい」という言葉では片づけられない理由で、保育園を利用している家庭もあります。
保育園=共働き家庭の特権ではありません。
専業主婦も、保育園ママも、幼稚園ママも。
み~んな、それぞれ苦労しながら子育てを頑張っています。
「ズルい」と思うヒマがあるなら。
今の自分の現状を変えることに、エネルギーを使ってみませんか?
記事の最後に在宅ワークについて紹介しているよ。ワーママも専業主婦のママも、興味がある人はチェックしてみてね。
専業主婦が保育園を利用すると「ずるい」と言われてしまうワケ
なぜか、専業主婦が保育園へ子どもを預けると「ずるい」と言われてしまうんですよね~。
たしかに、バリバリ働いているワーママから見ると
「子どもを預けて昼間は何してるの?」
「優雅にランチやショッピング…」
「それは、ずるいんじゃないの?」
と。
反感を買ってしまうのです。
ワーママは、本当に大変です。
わたしも6年ほど、ワーママだった時期があるため、痛いほどよくわかります。
時短もフルタイムも経験しました。
家事に育児、そして仕事に…と。
毎日猛ダッシュでお迎えに行き、家では座るヒマもなく動き続け、子どもと一緒に寝落ち…。
そんな、余裕がない日々を送っていました。
また、幼稚園ママから見たときも、「専業主婦」×「保育園」はズルいように見えます。
幼稚園の場合、基本的には乳児のうちは自宅保育になりますね。
小さい子どもと一日中二人っきり…というのも、息が詰まってしまうもの。
さらに、幼稚園ママでも働いている方はいらっしゃいますね。
保育園ほど、預かり時間は長くないため、お金を払って延長保育を利用しているご家庭もあります。
本当に、さまざまな家庭がありますね。
でもね。
「保育園の利用者はズルい」という風潮。
待機児童の問題が大きいんだと思います。
地域差はありますが、保育園への間口はまだまだ狭い状況。
そのため、「保育園落ちた」や「そもそも保育園の利用基準に達せず、応募すらできなかった」という家庭は不満が溜まりますね。
「うらやましい」と思う心が、「ズルい」という感情を生んでいるのだと感じます。
だからこそ。
夢のような話かもしれませんが、
- 働きたいママは働く
- 自宅で保育したいママは自宅保育
と、それぞれがもっと自由に選べる世の中になればいいな…なんて、思っちゃいます。
そのためには、保育園を増やしたり、保育士の待遇アップなど、さまざまな問題をクリアしなければいけないんですけどね。
そして個人的には、「専業主婦でも保育園に預けてもいいんじゃない?」と思っています。
- ワーママも、
- 幼稚園ママも、
- 専業主婦のママも、
み~んな、子育てを頑張っています。
それぞれに、見えないところで、苦労があります。
そのため、一概に「ズルい」という言葉では片づけられないような。
家庭の事情を抱えていることもあります。
次の章で、詳しく見ていきますね。
専業主婦でも保育園の利用はOK!
保育園は何も「共働き家庭だけが利用できる施設」では、ないんですよね。
もちろん、「共働き家庭」が大半を占めるのは事実です。
ですが、「働いている=家庭での保育に欠ける」という一例に過ぎないのです。
この「家庭での保育に欠ける」例、実はたくさんあります。
以下は、うちの自治体での「就労以外」の保育園の利用基準です。
- 出産
- 傷病
- 心身障がい
- 看護介護
- 両親不存在
- 災害
- 特例(就学、技能取得などを含む)
他にも、地域によっては「求職中」で保育園へ入園できるケースもありますね。
実は、わたしのまわりでも、就労以外で保育園を利用しているご家庭がありますね。
- 産後うつと診断された
- 持病の治療に専念している
- 職場復帰したけど、体を壊してしまった
さまざまな理由で仕事を止めざるを得なかった人もいるんです。
ここまで知ってもなお、病気療養中の人に「自宅でのんびりしていてズルい」と言えますか?
でも、保育園を不正利用している人も…
ただ、とっても残念なことに、保育園を不正利用している人もがいるのも事実…。
たとえば、家族や親せきが自営業の場合。
「自営業手伝いとして、就労証明書を書いてあげる」なんてことも、できちゃうのです。
たとえ、手伝いをしていなくても、です。
おかしいですよね~。
自営業の場合、就労証明書は自分で書くため、不正ができてしまうんです。
ですが。
実は、就労証明書にウソの記載・申告をした場合、罪に問われる可能性があります。
「私文書偽造罪(刑法159条)」に当たるんです。
本人だけではなく、家族や親せきにも迷惑をかけてしまう結果になります。
保育園を退園になってしまうだけではなく、今後、下の子を保育園に入れたいと思っても、一度不正した人は利用拒否されてしまいます。
バレたときのリスク、計り知れませんね。
そして、意外なルートで保育園の不正利用は発覚してしまうものです。
- ママ友や保育士・近所の人からの通報
- 確定申告をしていない
- 保育園から職場への電話
- 子どもがしゃべっちゃう
悪いことはできない仕組みになっていますね。
専業主婦で保育園、理由をママ友へ話すべき…?
何かのきっかけで「専業主婦だけど保育園を利用している」と、ママ友にバレてしまうこと、意外とあるんですよね。
そんなとき、一体どうしたらいいのでしょう?
正直に、細かいところまで話す?
それとも、あいまいにして話をにごす…?
根掘り葉掘り聞かれるのは正直面倒ですね。
ですが、かと言って変に隠すと誤解されちゃいそう。
こんなときは「正直に話さない」が正解だと思います。
「たまたま空きがあった」
「求職中だったけど、仕事が決まった」
など。
当たり障りのない範囲内で、サラッと説明しちゃえばOK。
普通は、納得すれば、それ以上は聞いてこないハズです。
また、逆に「あのママ、専業主婦なのに保育園に通っている」と気づいたとしても。
いろいろと詮索するのは止めましょ。
「知らぬが仏」のほうが、いい場合もあるのです。
専業主婦が保育園に預けるハードルは高い
保育園の空き状況には、地域差があります。
定員割れの保育園なら、専業主婦でも保育園を利用できる可能性が高いですね。
ですが、実際に専業主婦が保育園を利用するのは難しいです。
特に、待機児童が多く、保活激戦区と言われる地域では。
どうしても「共働き家庭」が有利になります。
いわゆる「点数」ですね。
他にも、保活激戦区じゃなくても、人気の保育園には入れない可能性が高いです。
ですが中には「今は専業主婦だけど、保育園に子どもを預けて仕事をしたい」と考えているママもいらっしゃいますよね。
でも、専業主婦だと保育園に入れない。
また、パートの面接でも「子どもの預け先が決まってない」と言うと、落とされてしまう…。
保育園が先か?仕事が先か…?
本当に、頭を抱えてしまう問題です。
「パートがダメなら、内職を始めてみたら?」というネットの書き込みがあり、とっても驚きました。
だって、内職で保育園へ応募しようと思うと「点数」はいちばん低いんです。
保活激戦区では、まず入園できません。
さらに「リスクが低い内職」と紹介されていましたが、とんでもない!
わたしの友人が、内職を経験したことがあります。
そのときの話がコチラ。↓
荷物の受け渡しは、基本、自分で自家用車で行っていた。
車へ荷物を載せ、自宅へ運び作業。
そして当然、商品は自宅での管理もしっかりとしなくてはいけない。
小さい子どもがいたため、子どもが触らないよう気を遣った。
専用の作業部屋は必須だった。
「手間も時間も労力もかかる割に、お金は全然…」と話してくれました。
意外とリスクが高い内職。
そして、パート勤務ですら、なかなか雇ってもらえない子育て中のママ。
本当に、ツラい世の中ですね。
でも、諦めるのはまだ早い。
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専業主婦でも、「フリーランス」になる方法があるんです。
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まとめ
専業主婦のママが保育園に子どもを預けていると「ずるい」と言われてしまうことがあるんですよね。
ですが、家庭にはそれぞれ事情があります。
保育園は「共働き家庭のための施設」ではないこと、覚えておきたいですね。
産後うつや持病の悪化など、専門家の「家庭での保育に欠ける」と判断され、利用している家庭もあります。
「ズルい」と考える前に、各家庭の事情を考慮できるといいですね。
また、保育園に入りにくい今の環境が、妬みを生む原因にもなっていると感じています。
だけど、世の中のことを変えるのは、そう簡単なことではありませんね。
いつまでも、世の中のせい、自治体のせい、会社のせい…にしていては、何も解決しません。
変えられるのは「未来と自分だけ」です。
もしも、今の子育ての状況に限界を感じているのなら。
自分自身で一歩、踏み出してみませんか?
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以上、「専業主婦の保育園利用はずるい?」というお話でした。
実はわたし自身、下の子が保育園在園中に会社員を続けられなくなった過去があります。
原因は、上の子の「小1の壁」でした。
ですが、下の子は保育園に慣れ、楽しく過ごしている様子。
家庭の事情で退園になってしまうのは、かわいそうでした。
そこで!
わたしは、フリーランサーになることを決意。
保育園の継続審査について、こちらの記事で詳しくお話しています。
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