なぜか自営業のママが子どもを保育園に通わせていると「ずるい」という声が聞かれるんですよね。
自営業はラクそうに見えるから、でしょうか?
それとも、サボっているのを目撃したから?
でも実際、「自営業と偽って入園させたい」なんて方がいらっしゃるのも事実です。
ズルや不正を目の当たりにしちゃうと「自営業ママはみんなズルい」と思われるんですね。
ほとんどの方は、真面目に働いているというのに…。
わたしもフリーランサーですので、とっても悲しいです。
この記事では、ズルいといわれる理由と。
\ズルいなんて言わせない!回避策3つ/をお話します。
フリーランサーだからこそ、自分で自分の仕事を証明するのは必須!
保育園自営業はずるいと言われるワケ
外で働いているママたちから見ると、在宅ワーカーって「ラクそう…」と思われちゃうことも。
「ラクそう → うらやましい → ずるい…」
という心の表れなんだと思います。
そして、残念なことに一部のフリーランサーは本当にズルで保育園へ子どもを預けているケースも…。
ネットでも「親せきに自営業手伝いの名目で就労証明書を書いてもらった」(本当は働いていない)とか。
中には「絶対にバレない不正入園の方法を知りたい!」とか…。
ほとんどのフリーランサーは地道にコツコツ、頑張っている方が多いのに。
わたしもフリーランサーの端くれとして「ずるい」と思われるのは本当に悲しいです。
ただ、待機児童の問題が不正を助長させているのも感じます。
ですが、だからといって!
不正入園はダメです、絶対に。
それに、
\自営業だって大変なんだよ!/
と、声を大にして言いたいです。
たしかに、自営業でかつ、完全在宅でお仕事をしている状況。
「うらやましいわ」と言われること、あります。
はたからみると、通勤ナシだし、組織に縛られない自由な働き方。
「いいな」と思うかもしれません。
でも、「自由」ということは、それだけ「責任」は大きいです。
収益が出なかったら、自分のせいです。
会社員とは異なり、給料も社会保険の保証もありません。
有給休暇もありません。
お仕事も、自分で受注しなければいけません。
保育園に自営業を疑われる…!?回避策3つ
これからフリーランサーとして頑張っていこう。
または、個人事業主として開業したばかり、という方へ。
「自営業はずるい!」と言われないためにも、しっかりとお仕事の実績を証明するのが大切になってきます。
わたしは、子どもが保育園在園中に会社員からフリーランサーへ転身しました。
そして、フリーランスでの仕事が認められて、無事に保育園を継続。
さらに、年度の保育園更新手続きも、毎年問題なく通過してきました。
そのために、気を付けていることが3つ、あります。
- 確定申告を出す
- ずーっと収益ゼロは危険
- 就労証明書の虚偽は絶対にNG
一つずつ、お話しますね。
確定申告を出す
会社員のときは、年末調整をすることで、還付金を受け取ることが出来ていましたよね。
個人事業主になると、自分で確定申告することが必要になります。
ですが、「所得が48万円以下なら確定申告しなくていい」という話、きっと聞いたことがありますね。
※所得とは、収入から経費を差し引いた金額です。
特に、開業したばかりの年は経費のほうが多く、赤字になることも珍しくありません。
ですが、それでも、確定申告はすべきです!
なぜなら、保育料は世帯年収で算出される自治体が多いからです。
うちの自治体も世帯年収、つまり区民税から保育料が決められます。
さらに、自治体によっては保育園の年度更新手続きに「確定申告の控え」が必要な場合もあります。
書類を揃えることができなかったら、年度の更新のときに焦ってしまいますよね。
そして何より、「個人事業主としてきちんとお仕事継続してますよ」という立派な証明になるのが確定申告です。
「本当に、あの家のママ、おうちでお仕事しているの?」
という、疑いを晴らすためにも。
確定申告は有効な手段です。
たとえ赤字での確定申告でも、赤字を翌年に繰り越すことができるメリットもあります。
ちなみに、確定申告については専門書が手元にあると安心です。
ただ、確定申告の専門書って堅苦しい…。
そんな中でも、こちらの1冊。
とても読みやすいです!
わからなかったこと、人にはなかなか聞きにくかったことを、著者がズバズバと質問してくれています。
まさに、かゆいところに手が届く!
確定申告の苦手意識がやわらいだ一冊です。
ちなみに、確定申告のために付ける帳簿。
たくさんの会計ソフトがあって悩みますよね。
わたしも、どれを選んだらいいのか、迷いました。
できれば、低額で使いたいですし…。
そんな中、見つけちゃいました。
なんと無料で利用できる会計ソフト。
無料機能【0円】主な機能
- 銀行・クレジット明細の自動取込
- 確定申告書類の作成/提出(雑収入・控除のみの作成/提出が無料)
- 1会計年度50件までの仕訳登録
- 見積書・請求書作成(取引先登録の上限3件)
- メール/チャットサポート(操作方法)
特に、「銀行明細の自動取込」は便利です!
年間、50件までの仕訳登録なら、無料で利用できます。
月に換算すると、4件までですね。
開業したばかりで、取引が少ないうちは十分です。
ずーっと収益ゼロは危険
個人事業主は、本当に厳しい世界です。
数か月、いや数年は思うように収益が上がらないこともあります。
ですが、保育園を利用している以上、「何年も収益ゼロ」というのは避けたい状況。
確定申告で、収入がゼロであることはすぐにバレてしまいますし、かと言って確定申告しないワケにも行きません。
「真面目にお仕事しているのに、収益が上がらない」
とても焦ってしまう状況だと思います。
ですが今は、インターネットがあれば個人でも簡単にお仕事を受注できる時代。
手っ取り早く仕事の実績も収益もゲットできる方法があります。
代表的なのが、クラウドサービスを利用したお仕事の受注。
中でも業界最大手なのが「クラウドワークス」。
お仕事の幅も豊富で、初心者OKのデータ入力やライティング。
経験があれば、ロゴ作成やアプリ開発のお仕事などもあります。
「思うように収益が上がらない」と感じるなら。
まずはクラウドワークスでお仕事受注してみては、いかがでしょうか?
登録は無料です。
実際に、ご自身の目でマッチする案件があるかどうか、探してみてくださいね。
後回しにせず、すぐに行動できる人は、今後必ず個人事業主として成功していきますよ。
就労証明書の虚偽は絶対にNG
保育園の入園申し込みや、年度の継続手続きをするときに必要な「就労証明書(勤務証明書)」。
会社員のときは、会社の人事担当者が記入してくれましたよね。
でも、自営業は自分で書きます。
勤務日数や勤務時間、「実際よりも多めに記載しちゃおう」なんてことも、できちゃうんです。
月の勤務時間が長い方が、保育園に入りやすいですからね。
自営業手伝いの場合は、雇用主が書きます。
たとえば、親せきが自営業をしており「自営業手伝いとして、就労証明書を書いてあげるよ」なんてケースもあります。
実際には、手伝いをしていなくても、です。
でも、就労証明書の虚偽の記載は絶対にダメです。
実は、「有印私文書偽造罪、同行使罪」という罪に問われるんです。
たとえ「保育園に入れるためという目的があっても、当然、違法性は阻却されず、正当化はされません。」とのこと。
※参照:「保育園に子どもを入れるため」偽装結婚や偽造就労証明書に違法性はない?
虚偽の申告がバレたときのリスク、計り知れませんね…。
保育園の自営業、審査は厳しいです
「自営業で保育園に入れたなんてズルい」と思っていた方も。
これから「自営業で独立して頑張ろう」と思っていた方にも。
決して「自営業はラクじゃない」というのが伝わったと思います。
実際、わたしも会社員からフリーランサーへ転身し、保育園の継続審査をやり直したときも、厳しい審査を受けました。
公的書類を用意したのはもちろんのこと。
事業の実態を証明するために、契約書や経費に使った領収書などをかき集めました。
さらに、収入を証明するまめに、通帳のコピーまで準備しました。
「収入確認をするので、通帳のコピーを用意しておいてください」と、自治体の保育課の方に言われていたんです。
書類を用意して、自分の事業の説明もする必要がありました。
個人でのお仕事とはいえ、ビジネスプランは明確にしないと、長続きしませんからね。
まとめ
「自営業で保育園に入れたなんてずるい!」という声。
ネットにたくさん掲載されていて、正直悲しいなと思いました。
でも、「ずるい」と思う心の本心は「うらやましい」なんです。
ですが残念なことに、不正をして保育園に入ろうと考える方もいらっしゃいます。
ただ、就労証明書の偽造はリスクが高いです。
最悪、罪に問われる危険性まではらんでいるんです。
そんな危険なマネなんかせずに。
堅実に、本当に個人事業主になっちゃうのがいちばんです。
以上、「保育園に自営業はずるい」に関するお話でした。
別の記事では、わたしが個人事業主として保育園を継続できたお話を書いています。
しかも、開業したばかりで収入はほぼ無かったんです。
それでも、継続できたワケと開業の注意点をまとめました。
▼関連記事▼
個人事業主ほぼ収入なしでも保育園を継続できた!開業の注意点まとめ
保育園、「自営業ママはズルい」なんて言わせない
わたしは、子どもが保育園の1歳クラスだったとき。
会社員からフリーランサーへ転身しました。
そして、保育園を継続するため、厳しい審査を受けました。
厳しい審査を通過するために、ち密なスケジュールを立て、書類をかき集めました…!
「本当に、自営業として認めてもらえるかしら…?」
ドッキドキの準備期間でした。
それに、わたし自身、ずーっと会社員としての経験しかないため。
- 会社員を辞めたあとの手続きって?
- ハローワークって、行った方がいいの?
- 健康保険は?夫の扶養ってこと?
- あれ?年金はどうなっちゃうの?
…と、とにかくワカラナイことだらけ。
どこから手を付けていいのか、サッパリでした。
わたし自身、とっても苦労したんです。
だからこそ。
右も左もわからない、超・平凡ワーママが。
フリーランサーになるまでの道のりを、レポートにまとめて、配布することに決めました。
1人でも多くの、悩むワーママに届いて欲しいと願い。
レポートは無料で配布します。
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