下の子の育休中。
上の子は、継続して保育園へ通わせますよね。
ですが、なぜか「ずるい」と攻撃されちゃうこと、あるんですよね。
驚きです。
ぜんっぜん、悪いことしてないのに。
そのため、個人的にはずるいなんて思いません。
その理由がこちら。
- 赤ちゃんのお世話に専念
- 自分のケアも大事
- 上の子の環境変化を最小限に
- 育休復帰を控えている
- 制度で決まっているから!
ただ、中にはママ友にプレッシャーをかけられて、「肩身の狭い思いをしている…」なんてママも、いるかもしれませんね。
そんなときの対処法を3つ、お話します。
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大丈夫、堂々として!規則を破っているワケじゃないんだから。
育休中に上の子を保育園へ預けるのはずるくない!理由5つ
育休中のママが、上の子を保育園に預けるのは「ずるい」という人が、たま~にいらっしゃいます。
でも、個人的には「ずるい」なんて思いません。
わたし自身、下の子の育休中は、上の子を保育園に預けていました。
そして、同じようなママが、まわりにはたくさんいました。
さらに、「ずるくない!」と思う理由は5つあります。
- 赤ちゃんのお世話に専念
- 自分のケアも大事
- 上の子の環境変化を最小限に
- 育休復帰を控えている
- 制度で決まっているから!
それぞれ詳しくお話しますね。
赤ちゃんのお世話に専念
そもそも、「育児休業」とはどのような制度なのでしょう?
ズバリ「育児に専念するために、仕事を休業します」という制度ですよね。
そのため、育休中に赤ちゃんのお世話に専念することは、至極当然のことなのです。
今まで、税金を納めながら働いてきたんですから。
手当をもらいながら、子育てに専念するのは、悪いことなんかじゃありませんね。
自分のケアも大事
産後の女性は、心も体もとってもデリケート。
自分のケアも大事です。
産後、ムリをし過ぎてしまうと、なかなか体調が戻らなかったり、産後うつになってしまう女性、珍しくありません。
女性ホルモンが乱れているため、自分でもコントロールできません。
そのため、もし、産後のマタニティブルーがツラい、長く続いている場合は、迷わず専門医へ相談してくださいね。
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実はわたしも、産後のマタニティブルーで、涙が止まらなかった時期があるよ。
産婦人科で、産後の健診のときに、思い切ってドクターに相談しました。
そうしたところ、漢方薬を処方してもらえたんです。
しばらく飲み続けた結果、ずいぶんと心が安定しました。
誰にでも起こることです。
「恥ずかしい」なんて思わずに。
早め早めに対処してくださいね。
また、心だけじゃなく、産後は24時間赤ちゃんのお世話で寝不足になりますよね。
昼間、上の子を保育園に預けて、自分は赤ちゃんと一緒にお昼寝をする。
産後の身体を回復させるために、とっても大事なことです。
それに、寝不足だとイライラしてしまって、家事も育児もイヤになっちゃいますね。
産後の女性の体は「交通事故に遭ったようなもの」と表現されること、ありますよね。
ムリは禁物です。
子育てをするためには、ママの心と体の健康が第一です。
上の子の環境変化を最小限に
赤ちゃんが生まれると、家庭の環境は大きく変化しますね。
そして、敏感に察知する上の子…。
それもそのはず。
今まで、パパママは自分のことだけを見てくれていたのに。
突然、ちっこいヤツに自分の地位を脅かされるのですから。
「赤ちゃん返り」する子、珍しくありませんね。
家庭での変化は、ある程度は仕方ないことですね。
だからこそ、上の子は今まで通り保育園に通い、お友だちや先生と楽しく過ごす。
上の子の心の安定のためにも、保育園はなくてはならない存在です。
育休復帰を控えている
育児休業を取得するためには、「元の職場へ復帰すること」が前提条件だったりします。
つまり、「今は育休中だけど、いつかは仕事を再開する」状態なんですよね。
そのため、仕事復帰に向けて、上の子の保育園を退園するワケにはいきません。
特に、保活激戦区の場合、一度退園してしまうと、再入園はほぼ不可能です。
子どもの預け先が決まらなかったら…?
仕事復帰、できませんよねぇ。
制度で決まっているから!
「下の子の育休中でも、変わらず上の子を保育園へ預けてもいい」という自治体が、今はほとんどですね。
(「育休退職」が問題になった時期もありますが。)
つまり、育休中の保育園の利用は制度でOKとなっているんです。
もうね。
堂々としていればいいと思うんです。
それでも、育休中の保育園は肩身が狭いと思ってしまうママへ
ここまで、「育休中の保育園利用はずるくないよ!」と思う理由をお話しました。
それでも、嫌味を言ってくる保育士やママ友がいる。
なんだか、プレッシャーを感じて肩身の狭い思いをしている。
そういったママに向けて、心が軽くなる方法を3つ、お話します。
- 9~16時の預かりにする
- 午前中でお迎えに行く
- 週に1回ほど、お休みを作る
少しでも罪悪感を減らして、保育園を利用してくださいね。
9~16時の預かりにする
保育園には「標準保育」と「短時間保育」の2種類があります。
コレは、保育園の入園審査を受けるときに、親の勤務時間などで決められます。
ただし、ママが産休・育休中の場合だと「9~16時の預かりに協力してください」と、保育園から要請されることがあります。
短時間保育の時間に該当します。
早めにお迎えに行くのは大変かもしれませんが、ここは素直に従うのがいちばん。
おそらく、他のご家庭も産休・育休中は短時間保育に協力しているハズですから。
午前中でお迎えに行く
週に1~2回、保育園を午前中で切り上げてお迎えに行く方法もあります。
早お迎えって、子どもが喜ぶんですよね~。
ただし、産後のママの心と体が回復してきて、下の子のお世話に余裕がでてきたタイミングでOKです。
最初から、アレもコレもやろうと思うとしんどくなっちゃいます。
ちなみに、午前中でお迎えに行くリズムが出来上がったら「習い事を始める」のも一つの手です。
保育園でも、幼児クラスになると習い事を始める子が増えます。
育休で、少し時間がある今だからこそ。
子どもが興味・関心があることに、挑戦させることができるチャンスです。
実はわが家も、下の子の育休中に、上の子はピアノを習い始めました。
とてもいい経験になりました。
仕事へ復帰したあとは、祖母へ送迎をお願いしました。
他にも、土曜日のクラスに移る、オンラインレッスンに移行するなど、工夫すれば続けることはできます。
また、最初から自宅でできるオンラインレッスンや知育関連に取り組むのもいいですよね。
下の子がまだ小さい場合、習い事の送迎の負担が少ない方がいいですよね。
一例ですが、最近人気の幼児向け習い事を掲載しておきます。
興味がある方は、チェックしてみてくださいね。
モコモコゼミ
エドインター
週に1回ほど、お休みを作る
週に1回ほど、思い切って保育園をお休みする日を作るのもアリです。
送迎の負担が減って、ママも朝と夕方に余裕が生まれます。
上の子と下の子、そしてママと過ごす時間、たまにはアリでしたよ。
上の子が赤ちゃんのお世話をしてくれたり、ママのお手伝いをしてくれたり。
いつもと違う時間を過ごすことで、子どもがグンと成長するきっかけにもなります。
育休中の保育園を「ずるい」と思う人とは?
なぜか「育休の保育園はずるい」という人、いるんですよね~。
どうしてなんでしょう?
実は「ずるい」という気持ちの裏には、「うらやましい」という心のが隠れているんです。
- わたしは苦労して、0歳児と2歳児を育てたのに
- 妊娠を機に仕事を辞めちゃったから、保育園に入れなかった
さまざまな立場・事情の人がいらっしゃいますよね。
「自分は苦労した大変だった」
「それなのに、あのママはラクしててずるい」
そう考えて、攻撃してくるんです。
でもね。
子育てに「ラク」というのは、ないと思うんです。
保育園ママも、専業主婦のママも、幼稚園のママも。
み~んなそれぞれ、苦労しています。
保育園ママ立場のわたしからお話をすると。
「だって、妊娠中はつわりをガマンしながら、産休まで仕事頑張ったもん」
「正社員で働いて、税金納めてきたもん」
「保活、大変だったわ~」
「いつかは終わる育休、恐怖…!」
って、思います。
まとめ
下の子育休中に、上の子を保育園へ通わせること。
個人的には、決して「ずるい」と言われてしまうようなことではないと考えています。
理由は、こちらの5つ。
- 赤ちゃんのお世話に専念
- 自分のケアも大事
- 上の子の環境変化を最小限に
- 育休復帰を控えている
- 制度で決まっているから!
それでも、肩身が狭い思いをしているママは、以下を試してみて。
- 9~16時の預かりにする
- 午前中でお迎えに行く
- 週に1回ほど、お休みを作る
子育ては、み~んな苦労して頑張ってます。
攻撃してくる人の言葉、必要以上に気にしなくて大丈夫。
たとえ、それが同じ立場のママだったとしても、です。
「うらやましい…」と思っているだけなんですから。
堂々としていましょー。
以上、「育休の保育園はずるい?」に関するお話でした。
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