子どもの小学校入学をキッカケに、「今の働き方ではマズイ…」と、危機感を覚える働くママたち。
「学童のお迎えが間に合わない…!」
「朝、子供の方が家を出る時間が遅い!?カギはどうしよ!?」
「子供が小学生になったら、時短勤務が終了…!」
わたしも、近くに頼れる実家はなく、保育園時代から平日の夜はワンオペ。
帰宅して、ご飯・お風呂・寝かしつけだけでも精いっぱいだったのに、宿題チェックも増えるなんて…!
どう考えてもムリ~!
「いっそのこと、短時間の勤務ができるパートになろうかな?」と考えた時期もありました。
でも、よくよく考えると、パート勤務ですら次々と落とし穴が…!
正社員からパートへ変更しても、小1の壁は乗り越えられなかった…
でも、おかげで(?)理想の働き方に出会えたよ!
小学校入学を機に正社員からパートへ…3つの問題
子供の小学校入学と同時に、働き方を考えさせられますよね~。
共働きは、体力的にも精神的にもしんどい…。
とはいえ、完全に専業主婦になる!には、家計が心配。
「じゃあ、家の近くで・短時間での仕事は?」
と、考えたときに思い浮かぶのが「パート」という選択肢。
正社員よりもお給料は減るけど、収入がゼロになるよりはいいかな、と。
それに、子どもが学校に行っている平日の昼間は時間がありますね。
数時間でいいから、働くことができたら理想ですよね。
だけど実際は、3つの落とし穴があったんです…!
- 夏休みの問題
- 学童の問題
- 小4の壁問題
一つ一つ、解説していきますね。
夏休みの問題
夏休みなどの長期休暇。
東京都の小学校は、約1か月半の夏休みがあります!
長い長い、お休みですね。
いくらパートとはいえ、1か月半も休めるお仕事、あるでしょうか?
答えは「ほとんどない」のが現実です。
ほぼありませんが、でも実は、探せばあったりもします。
- 学校関係のお仕事
- 図書館での事務パート
- 学生アルバイトが多い飲食店
ただし!
本当に狭き門です。
事務パートとはいえ、資格や経験が問われます。
さらに、パートとはいえ、面接で落ちまくるママたち、珍しくありません。
正社員の経験があるのに…です。
なぜでしょうか?
採用する側に立って考えると、答えは見えてきます。
小さい子供がいるうちは、突然「今日休みます」という場面があります。
子供の発熱やケガ、学校の臨時休校…などなど。
しかも、”仕方ない”理由で。
責めるワケにもいきません。
とはいえ、突然休まれると、雇った側は人員を確保する労力が発生します。
正直、すご~く迷惑…ですよね…。
だからと言って!
採用面接のときに「子供は大丈夫です!旦那や実家が見れます!」などのウソは絶対にダメ。
採用する側にとって、たとえパートとはいえ、リスクが高いママは採らないんですね。
もっと柔軟に対応できる、学生や子なし主婦、子どもが成人した方など。
突然休むリスクが低い人を積極的に採りたいと考えるんです。
パートタイマーとはいえ、職探し。
あなどってはいけません。
学童の問題
次に、学童の問題。
夏休みは学童を利用すればいい!という考え、とっても危険です。
わたしが住んでいる地域は、かなり子供たちの放課後対策に力を入れています!
そのため、学校の敷地内に公立の学童が設置されているところがほとんど。
さらに!
- 定員なし
- 1日2時間以上、月12日以上の勤務
で、学童に入ることが出来るんです。
定員なしで就労条件もかなりゆるい。
利用料も月3000円前後と、かなり良心的。
本当に、ありがたい取り組みだと感じています。
だけど一方で、やっぱり問題点も。
そう。
お察しの通り、入れる条件がかなりゆるいため、子供たちが殺到しています。
学童のお部屋は子供たちでぎゅうぎゅう。
いつも騒がしい雰囲気…。
子どもの性格にもよりますが、騒がしいのが苦手…という子にとっては、あまり良くない環境です。
実際、うちの子は学童が合わなくて…。
共働き家庭にとって、学童が合わないのは致命的。
とはいえ、個人の力ではどうすることもできません。
さらに、公立の学童がかなり普及しているため、近くに民間学童は無く…。
わが家はやむを得ず、退職する道を選びました。
そのため「夏休みだけ学童に通わせる」選択肢はなかったんです。
わが家の場合、「そもそも学童が合わない」のが問題でしたし。
だけど地域によっては、全く別の学童問題も。
- そもそもパートタイマーだと学童に入れない
- 「夏休みだけ学童」など柔軟な対応はしてもらえない
- 民間の学童はバカ高い(パート代が吹っ飛ぶ)
「今の仕事を続けるかどうか?」に迷っている方。
まずはお住まいの地域の”学童事情”をリサーチしておいて。
直接問い合わせをしたり、保育園で小学生の子がいるママに聞いたり。
情報収集してみてください。
ちなみに、民間学童は夏休みだけで「10万円かかった…」と友だちが話してました。
キャンプとか、泊りがけのイベントがあるんです。
コレ、一人ならまだしも、きょうだいで通うとなると…おそろしい金額になりますね。
「仕事してるのに赤字」なんてことも、じゅうぶんにあり得ます。
小4の壁問題
「小1の壁さえ乗り越えれば、いいんだよね!」
「そもそも小4になれば学童に通う子は減るし、一人で習い事に行ったりできるでしょ?」
「小3までの3年間のために、パートになるのは勿体ない」
たしかに、そう考えるのもうなずけるよ。
だけどね…
小1に比べると、小4はしっかりするイメージありますよね。
「学童は小3まで」というところも多いため、世間一般的にそんなイメージがついてるんだと思います。
でも、声を大にして言いたい。
小4になっても、やっぱり小学生は小学生だよ!
と。
わが家には、高学年の娘がいます。
(小1の壁で苦労した娘が、高学年になりました。)
娘を見ていて思うのが、やっぱり抜けているところはまだまだあります。
「放課後、家で一人で過ごせる?」
「習い事がある日に、一人で通える?」
「夏休み、毎日家で過ごせる?お昼ご飯はどうする?」
小4になったからと言って、急に成長するワケではありません。
それに、「小4の壁」という言葉、ご存じですか?
「9歳の壁」「10歳の壁」と言われることもあり、聞いたことがある方も多いと思います。
要は、
- 学童が終了になる→放課後の過ごし方に再び悩む
- ギャングエイジ期→精神的なサポートが必要
- 勉強が難しくなる→小4でつまづくと今後が大変!
という問題。
小学校低学年のころに比べると、親がお世話することは減ってきます。
だけど今まで以上に、”精神的なサポートが必須”になってくる年ごろ。
実際、うちの子が小4に上がった最初の保護者会で、先生から「ギャングエイジ」についてのお話がありました。
わざわざ話題にするほど、先生たちも警戒している難しい時期ということですね。
「もう4年生になったんだから、一人でも大丈夫よね?」
と突き放すには危険な年齢だということ、しっかり覚えておいてください。
小1の壁対策にパートは選ばなかった
ここまで、「パートを選んでも小1の壁は解消しない問題もあるよ」というお話をしてきました。
- 夏休みの問題
- 学童の問題
- 小4の壁問題
では、
「一体どうしたらいいの?」
「他のママたちはどうしてる?」
「やっぱり、がむしゃらに頑張るか、専業主婦になるしかない?」
と、不安になっちゃいますよね。
わたしも「雇われて働く」発想しかなかったときは、ワーママを「続けるor辞める」の2択しかないと思っていました。
本当に、視野が狭かったな、と思います。
ワーママは、ツラくてしんどい。
だけど、自分自身がキャリアを捨てることに、どこかで納得出来てない。
在宅OKの仕事も、なかなか見つかりませんでした。
でも、諦めきれずに探して、探して、探して…。
とうとう出会ったんです!
それが、「フリーランサー」という働き方。
何の資格も資金も人脈もない…。
超・平凡ワーママだったわたしが。
まさかフリーランサーになるなんて…!
人生、何があるかわかりませんね。
そんなわたしが、個人事業主になるまでの道のりを、レポートにまとめました。
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ちょっとだけ、レポートの目次をお見せしますね~。
退職後の、気になるアレコレをまとめたレポートです。
さらに、わが家のように「下の子が保育園」の場合、退園問題がつきまといますよね。
だけど、わたしはフリーランサーになることで、「小1の壁」も「保育園」問題も、まるっと一気に解決できちゃいました!
レポートの詳細は、以下からもご確認いただけます。
まとめ
子供の小学校入学を機に、働き方を考えさせられますね。
保育園とは全く違う小学校。
保育園は、親の仕事に合わせて、朝早くから夜遅くまで子供を預かってくれてました。
平日の行事もほとんどないし、台風の日でもあいてる保育園…!
働く親にとっては、手厚い、ありがたい存在でした。
ところが、小学生になった途端、そうはいきません。
学童もありますが、保育園よりもはるかに短い預かり時間。
さらに、小学生は学業優先!
宿題チェックや、翌日の学校準備のサポートは親の役目です。
「学年が上がれば、少しはラクになるかな?」と思いきや、今度は別の悩みが出てきます。
たしかに、自分で宿題の丸付けしたり、サポートなんかしなくても学校の準備は出来るようになります。
だけど、高学年になると思春期に突入。
今度は、精神的なサポートが必須になってきます。
わたしは娘の小一の壁で退職しました。
契約社員やパートも諦めて。
だけど、フリーランサーになる道を選んだんです!
完全在宅で、自分のペースで仕事をしています。
子供と向き合う時間も、たくさん作れるようになりました。
保育園のうちは、思いっきり仕事に専念する。
小学生になったら仕事を辞め、家事育児の合間に仕事をする。
わたしには、すごく合ってる道でした。
以上、「小1の壁とパート勤務」に関するお話でした。
「ワーママがツラくてしんどい」と思っているけれど、辞めたあとの生活が思い描けないママへ。
わたしが退職して手に入れた生活について、こちらの記事にまとめました。
決して、夢物語ではありません。
誰でも手にすることができる未来です。
さらに、「退職を後悔しない」ためにやったこともお話しています。
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